LOCALE_SPARENT
Windows Vista 以降: フォールバック ロケール。リソース ローダーによって使用されます。 この文字列に使用できる最大文字数は、終端の null 文字を含めて 85 文字です。
ロケールには、特定のロケールの親がニュートラル ロケールである階層があります。 特定のロケールは言語と国/地域の両方に関連付けられますが、ニュートラル ロケールは言語に関連付けられますが、国/地域には関連付けされません。 親ロケールは、特定のロケールのリソースが使用できない場合に試行される最初のフォールバックを決定するために使用されます。 たとえば、"en-US" (0x0409) の親ロケールは "en" (0x0009) です。 特定の "en-US" ロケールでリソースを使用できない場合、リソース ローダーはフォールバックして、ニュートラル "en" ロケールで使用可能なリソースを使用します。 リソース ローダーのフォールバック戦略の詳細については、ユーザー インターフェイス言語管理 の を参照してください。
このパターンは、定義済みのロケールに対して一貫しています。 ただし、親ロケールは、ロケール名の操作によって決まるわけではありません。 つまり、GetLocaleInfo と GetLocaleInfoEx は、"en-US" などの文字列を解析して値 "en" を取得しません。 代わりに、格納されているロケール データを調べます。 定義済みのロケールの場合、値は、特定のロケールの親が対応するニュートラル ロケールであり、ニュートラル ロケールの親がインバリアント ロケールである、予期されるパターンに従います。 カスタム ロケールは、親ロケールを定義するという点で同様の戦略に従うことをお勧めしますが、これは適用されません。 カスタム ロケールを実装するアプリケーションでは、あまり適切でない親を指定できます。
注意
「ロケール名」関数の呼び出し で説明されている関数、ニュートラル ロケールを入力として受け入れるので、このLOCALE_SPARENTデータの使用は非常に限られています。 特に、GetLocaleInfoも GetLocaleInfoEx も、ニュートラル ロケールを入力として受け取。