WMI と SNMP
Simple Network Management Protocol (SNMP) プロバイダーを使用すると、クライアント アプリケーションは Windows Management Instrumentation (WMI) を介して SNMP 情報にアクセスできます。 SNMP プロバイダーは既定ではインストールされません。 プロバイダーのインストールの詳細については、「WMI SNMP 環境の設定」を参照してください。
Simple Network Management Protocol (SNMP) は、スキーマを使用してオブジェクトを定義します。 スキーマは、WMI で使用されるスキーマとは異なります。 SNMPv1 および SNMPv2C スキーマは、管理情報の構造 (SMI) と呼ばれ、管理情報ベース (MIB) ファイルとしてパッケージ化されています。 MIB ファイルは、標準言語 (抽象構文表記 1 (ASN.1) と、オブジェクトを記述するためのテンプレートとして機能する多数のマクロ定義を使用してオブジェクトを定義します。 マクロは、オブジェクト名、識別子、構文、説明、アクセス権、プロトコル操作、プロトコル エンコードなどの情報を提供します。 次の表に、SNMP プロバイダーが MIB オブジェクトのさまざまな側面を処理する方法を示します。
話題 | 形容 |
---|---|
NOTIFICATION-TYPE マクロ | NOTIFICATION-TYPE マクロを SNMP から WMI にマップする方法。 |
OBJECT-TYPE マクロ | OBJECT-TYPE マクロを SNMP から WMI にマップする方法。 |
TEXTUAL-CONVENTION マクロ | TEXTUAL-CONVENTION マクロを SNMP から WMI にマップする方法。 |
TRAP-TYPE マクロ | TRAP-TYPE マクロを SNMP から WMI にマップする方法。 |
SNMP プロバイダーには、MIB オブジェクトを WMI オブジェクトに変換するコンパイラが付属しています。 SNMP コンパイラは、エラーやその他のメッセージを出力することもできます。 詳細については、「SNMP コンパイラのエラー メッセージの と 一般情報メッセージの」を参照してください。
関連トピック