Parental Controls API の概要
Parental Controls に使用される API は、ポリシーとインボックスの制限設定、およびログ機能を公開します。
設定
次の 2 つのパブリック API が提供されます。
- 主にアプリケーションがログ記録を有効にする必要があるかどうかを判断するための軽量の COM ベースの最小コンプライアンス API (コンプライアンス API と呼ばれます)。 さらに、次の単純なメソッドが提供されます。
- Web 制限、制限時間、ゲーム制限、アプリケーション制限の制限状態を取得します。
- アクティブな Web コンテンツ フィルターの ID を取得しています。
- ベンダー ユーザー インターフェイス要素を、ドメインに参加したときにインボックス非表示と一致する方法で表示する必要があるかどうかを判断します。
- ユーザーの設定が最後に変更された時刻を取得します。
- ブラウザーベースまたはブラウザーに似たファイルのダウンロードをユーザーに対してブロックする必要があり、そのユーザーの Web コンテンツ フィルターで URL を明示的に許可するように要求する機能を取得します。
- 特定のゲームがユーザーに対してブロックされているかどうかを判断する。
- 公開されているすべての設定への完全な書き込みと読み取りアクセスのための、Parental Controls 名前空間への Windows Management Instrumentation (WMI) API アクセス。 Parental Controls は、WMI プロバイダーを展開して、基になる設定ストアに対する読み取り/書き込みアクセス許可を管理し、管理者と制御されたユーザーに対する権限を適切に適用します。
ISV は、必要に応じてコンプライアンス API と WMI API を使用して、アプリケーションまたはソリューションの機能に基づいて子の安全性に応じて制限を制御するように要求されます。
ログ記録
- Windows 標準イベントの発行と使用 API は、Parental Controls アクティビティの監視に使用されます。 Windows Vista イベント レポートおよびトレース システムでは、以前の Windows イベント トレース (ETW) 機能よりもパフォーマンスが向上しました。 Parental Controls は、ETW 内のデータの一意のチャネルを定義します。
- ISV は、イベント発行 API を使用して、Parental Controls API の使用に関するセクションで指定されているユーザー アクティビティをログに記録するように要求されます。