NPP インターフェイス
ネットワーク パケット プロバイダー (NPP) は、NPP アプリケーションとネットワーク モニターによって呼び出される COM インターフェイスを提供します。 CreateNPPInterface 呼び出すときは、各 NPP が 1 つのインプロセス COM オブジェクトとして表されることを覚えておいてください。 アプリケーションは、任意の数の NPP オブジェクトをインスタンス化できます。 ただし、インスタンス化された各オブジェクトは、5 つの NPP インターフェイスのうち 1 つだけを使用する必要があります。
また、NPP インターフェイスが異なると、さまざまな形式でネットワーク データが提供されることにも注意してください。 たとえば、ネットワーク モニターでは、IDelaydC インターフェイスを使用してネットワーク トラフィックをキャプチャし、キャプチャ ファイルに保存します。モニターは IRTC インターフェイスを使用してリアルタイムネットワーク トラフィックをキャプチャします。 次の表では、ネットワーク モニター NPP インターフェイスについて説明します。
インターフェイス | 形容 |
---|---|
IDelaydC の | キャプチャ ファイルに格納されているネットワーク トラフィックをキャプチャします。 このインターフェイスは、ネットワーク モニターと NPP アプリケーションで使用されます。 |
IESP | キャプチャ ファイルに格納されているネットワーク トラフィックをキャプチャし、特殊な ESP ファイル形式で拡張された統計情報を提供します。 このインターフェイスは NPP アプリケーションで使用されます |
IRTC | リアルタイムのネットワーク トラフィックをキャプチャし、イベントが発生したときにトリガーします。 このインターフェイスは、および NPP アプリケーションを監視によって使用されます。 |
IStats の | フレームではなく生データとして統計を取得します。 このインターフェイスは、Perfmonなどの NPP アプリケーションで使用されます。 |