次の方法で共有


ICE12

ICE12 は、CustomActionDirectoryAdminExecuteSequenceAdminUISequenceAdvtExecuteSequenceInstallExecuteSequenceInstallUISequence テーブルを照会して、次の検証を行います。

ICE12 では、CustomAction テーブルの [ターゲット] 列の書式設定されたテキストは検証されないことに注意してください。

結果

ICE12 は、ディレクトリ プロパティを設定するカスタム アクションの検証が失敗した場合にエラー メッセージを投稿します。

ICE12 では、示されている例に対して 3 つのエラーが発生します。

  • CA1 の場合、ディレクトリ テーブルにフォルダー 'MyFolder' が見つかりません
  • CA2 の場合、シーケンス '80' は InstallExecuteSequence テーブルの CostFinalize より前になります。 後に来る必要があります (CF@100)
  • CA3 の場合、シーケンス '125' は InstallExecuteSequence テーブルの CostFinalize の後に来ます。 前に来る必要があります (CF@100)

CustomAction テーブル (部分)

アクション 種類
CA1 35 MyFolder
CA2 35 WindowsFolder
CA3 51 WindowsFolder

 

ディレクトリ テーブルの

ディレクトリ Directory_Parent DefaultDir
TARGETDIR   SourceDir
WindowsFolder TARGETDIR WindowsFolder

 

InstallExecuteSequence テーブル (一部)

アクション 順序
CostFinalize 100
CA2 80
CA3 125

 

CA1 のエラーを修正するには、CustomAction テーブルの Source 列のエントリをディレクトリ テーブルの既存のエントリに変更するか、MyFolder をディレクトリ テーブルに追加します。

CA2 のエラーを修正するには、InstallExecuteSequence テーブル内のシーケンスを、CostFinalize アクションの後に表示されるように変更します。

CA3 のエラーを修正するには、InstallExecuteSequence テーブル内のシーケンスを、CostFinalize アクションの前に表示されるように変更します。

ICE リファレンス