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グラフィック モード

Windows では、色の混合方法、出力の表示場所、出力のスケーリング方法などをアプリケーションで指定できる 5 つのグラフィック モードがサポートされています。 DC に格納されているこれらのモードについて、次の表で説明します。

グラフィックス モード 形容
バックグラウンド ビットマップおよびテキスト操作の既存のウィンドウまたは画面の色と背景色を混在させる方法を定義します。
ドローイング ペン、ブラシ、ビットマップ、およびテキスト操作で前景色を既存のウィンドウまたは画面の色と混在させる方法を定義します。
マッピング 論理 (またはワールド) 空間からウィンドウ、画面、またはプリンター用紙にグラフィックス出力をマップする方法を定義します。
多角形塗りつぶし 複雑な領域の内部を塗りつぶすためにブラシ パターンを使用する方法を定義します。
ストレッチング ビットマップの圧縮 (またはスケールダウン) 時に、ビットマップの色を既存のウィンドウまたは画面の色と混在させる方法を定義します。

 

グラフィック オブジェクトの場合と同様に、システムは既定のグラフィック モードで DC を初期化します。 アプリケーションは、次の関数を呼び出すことによって、これらの既定のモードを取得して調べることができます。

グラフィックス モード 機能
バックグラウンド GetBkMode
ドローイング GetROP2する
マッピング GetMapMode
多角形塗りつぶし GetPolyFillMode
ストレッチング GetStretchBltMode

 

アプリケーションは、次のいずれかの関数を呼び出すことによって、既定のモードを変更できます。

グラフィックス モード 機能
バックグラウンド SetBkMode
ドローイング SetROP2
マッピング SetMapMode
多角形塗りつぶし SetPolyFillMode
ストレッチング SetStretchBltMode