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ファイル ポインター

ファイルが開かれると、ファイル ポインター が既定のストリームに関連付けられます。 このファイル ポインターは、読み取る次のバイトまたは書き込まれた次のバイトを受信する場所を指定する 64 ビット オフセット値です。 ファイルが開かれるたびに、システムはファイルポインターをファイルの先頭 (オフセット 0) に配置します。 読み取りと書き込みの各操作は、読み取りと書き込みのバイト数だけファイル ポインターを進めます。 たとえば、ファイル ポインターがファイルの先頭にあり、5 バイトの読み取り操作が要求された場合、ファイル ポインターは読み取り操作の直後のオフセット 5 に配置されます。 各バイトが読み取りまたは書き込まれると、システムはファイル ポインターを進めます。 SetFilePointer 関数を呼び出すことによって、ファイル ポインターの位置を変更することもできます。

ファイル ポインターがファイルの末尾に到達し、アプリケーションがファイルからの読み取りを試みると、エラーは発生しませんが、バイトは読み取われません。 したがって、エラーなしで 0 バイトを読み取る場合は、アプリケーションがファイルの末尾に到達したことを意味します。 0 バイトの書き込みでは何も行われません。

アプリケーションは、SetEndOfFile 関数を使用して、ファイルを切り捨てたり拡張したりすることができます。 この関数は、ファイルの末尾をファイル ポインターの現在の位置に設定します。