EngPaint 関数 (winddi.h)
EngPaint 関数を使用すると、GDI は指定した領域を描画します。
構文
ENGAPI BOOL EngPaint(
SURFOBJ *pso,
CLIPOBJ *pco,
BRUSHOBJ *pbo,
POINTL *pptlBrushOrg,
[in] MIX mix
);
パラメーター
pso
描画するサーフェスを記述する SURFOBJ 構造体へのポインター。
pco
塗りつぶす領域を定義する CLIPOBJ 構造体へのポインター。 CLIPOBJ_Xxx サービス ルーチンは、クリップ領域を一連の四角形として列挙するために提供されます。
pbo
塗りつぶすパターンと色を定義する BRUSHOBJ 構造体へのポインター。
pptlBrushOrg
デバイス上のブラシ パターンを揃えるために使用されるブラシの原点を定義する POINTL 構造体へのポインター。
[in] mix
ブラシに使用する前景および背景ラスター操作を定義します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は TRUE です。 それ以外の場合は FALSE になり、エラー コードがログに記録されます。
注釈
ベクター デバイス ドライバーは、 EngCreatePath および PATHOBJ_Xxx サービス ルーチンを使用して、この関数を実装できます。
ミックス モードでは、受信パターンをデバイス表面に既に存在するデータと混合する方法を定義します。 MIX データ型は、1 つの ULONG にパックされた 2 つの ROP2 値で構成されます。 下位バイトは、前景ラスター演算を定義します。次のバイトは、バックグラウンド ラスター演算を定義します。 ラスター操作コードの詳細については、Microsoft Windows SDKのドキュメントを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | winddi.h (Winddi.h を含む) |
Library | Win32k.lib |
[DLL] | Win32k.sys |