Winsock トレース レベル
Winsock トレースのレベル
Winsock トレースには、次の 2 つのレベルのログ記録が可能です。
- 情報
- 冗長
情報レベルでは、ソケットの作成と終了イベント、およびソケットで発生したエラーがトレースされます。
詳細レベルには情報レベルのイベントが含まれており、送信イベントと受信イベントのトレースが追加されます。 詳細ログは、バッファーの破損の問題と、適切に記述されていないアプリケーションをキャッチするために使用されます。
情報レベルまたは詳細レベルは、Winsock ネットワーク イベント トレースで使用できます。 Winsock カタログ変更トレースでは、情報レベルのみがサポートされます。
情報イベント トレース
次の一覧では、情報レベルでトレースされる Winsock ネットワーク イベント ソケット操作について詳しく説明します。
ソケットの作成
イベントはソケットの作成時に記録され、ソケットの有効期間をトレースするために使用できます。 これらのイベントには、リッスンしているソケットで接続を受け入れることによって作成されたソケットも含まれます。
縛る
ローカル IP アドレスは、Winsock トレース情報をアプリケーションのソケット呼び出しに関連付けるためにログに記録されます。
繋ぐ
接続されているソケットのリモート IP アドレスは、Winsock トレース情報をアプリケーションのソケット呼び出しに関連付けるためにログに記録されます。
Winsock によって開始された中止とキャンセル
Winsock が要求をアクティブに中止またはキャンセルするたびに、イベントがログに記録されます。
トランスポートが開始したリセット
基になるトランスポートが接続がリセットされたことを示す場合は、イベントがログに記録されます。
送信と受信のエラー
基になるトランスポートへの送受信の呼び出しが失敗するたびに、イベントがログに記録されます。
ソケットの切断と閉じる
ソケット ハンドルが閉じられると、イベントがログに記録されます。
詳細イベント トレース
すべての情報イベントは、詳細レベルでトレースされます。 次の一覧では、詳細レベルでトレースされる Winsock ネットワーク イベント ソケットの追加操作について詳しく説明します。
送受信バッファー
イベントは、Winsock に送信および受信呼び出しがポストされると、およびこれらの呼び出しの完了時に、ユーザー バッファー アドレスと長さのログに記録されます。 これは、バッファーの再利用に関する問題の診断やバッファーの非効率的な使用に役立ちます。
ソケット オプション
アプリケーションが特定のソケット オプション値を変更すると、イベントがログに記録されます。 ログに記録されるオプションには、SO_SNDBUF、SO_RCVBUF、SIO_ENABLE_CIRCULAR_QUEUEING、FIONBIO などがあります。
WSAPoll を選択し、
イベントは、WSAPollのアプリケーションの使用状況ログに記録され、パフォーマンスのボトルネックを見つけるために使用できる呼び出しを選択。
Winsock によって開始された中止とキャンセル
Winsock が要求をアクティブに中止またはキャンセルするたびに、イベントがログに記録されます。
イベント マスク
WSAEventSelect関数を使用するためにアプリケーションが登録するイベント マスクのイベントがログに記録されます。
データグラム
データグラムが到着するたびにイベントがログに記録され、データグラムをコピーするバッファー領域がありません。
関連トピック
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winsock トレース の 制御