環境のセットアップ
インストールされているプラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) には、プラットフォーム SDK を使用するアプリケーションをビルドするための環境を設定するために実行できるプラットフォーム SDK のルート ディレクトリにあるSetenv.bat ファイルが用意されています。
設定と変数
Autoexec.bat ファイルに次のようなものを追加して、環境を手動で設定することもできます。 Windows を使用すると、Autoexec.bat ファイルを編集して、これらのコマンドを含めることができます。 Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000、またはWindows NTを使用すると、コントロール パネルから実行できる [システム] ダイアログを使用して、これらの設定を環境変数に編集または追加できます。
SET INCLUDE=D:\MSSDK\INCLUDE;C:\MSDEV\INCLUDE;C:\MSDEV\ATL\INCLUDE
SET LIB=D:\MSSDK\LIB;C:\MSDEV\LIB
SET MSSDK=D:\MSSDK
SET MSTOOLS=D:\MSSDK
SET CPU=i386
SET PATH=C:\WIN95;C:\WIN95\COMMAND;C:\DOS;D:\MSSDK\BIN;C:\MSDEV\BIN
これらの設定は、Microsoft Visual C++とプラットフォーム SDK の両方がインストールされている Windows Me、Windows 98、または Windows 95 を実行している Intel 80386 以降のプラットフォームに適しています。 たとえば、このシステムでは、Visual C++ バージョン 5.0 が C:\MSDEV ディレクトリの下にインストールされます。 プラットフォーム SDK は、D:\MSSDK ディレクトリの下にインストールされます。 ディスク構成が異なる場合があります。 プラットフォーム SDK ディレクトリ (この例では、D:\MSSDK が含まれるディレクトリ) はすべて、各パス シーケンスの前にあります。 このシーケンスでは、コマンド ライン コンパイルはコマンド プロンプト ウィンドウで実行することを想定しており、これらのコンパイルには、プラットフォーム SDK の .h インクルード および .lib ライブラリ ファイルが推奨されます。
CPU 環境変数は、プラットフォームに応じて Win32 ビルドを制御するように定義されます。 現在使用可能な値には、i386、MIPS、ALPHA、および PPC が含まれます。 詳細については、\MSSDK\INCLUDE ディレクトリの Platform SDK で提供されている Win32.mak ファイルを参照してください。 COM チュートリアル のコード サンプルメイクファイルには、すべて Win32.mak が含まれています。