プラットフォーム パスのオーバーライド
SetupSetPlatformPathOverride 関数は、別のコンピューターから INF ファイルを操作するときに、ターゲット コンピューターのプラットフォーム パスのオーバーライドを設定するために使用されます。 そのため、現在実行されているプラットフォームとは異なるプラットフォームを参照できます。 メディア ソースを扱う場合は、Alpha、MIPS、PPC など、サポートされなくなったプラットフォームを参照できます。 何も指定されていない場合は、プラットフォーム パスのオーバーライドが削除されます。
SetupSetPlatformPathOverride呼び出しによってプラットフォーム パスのオーバーライドが設定された後、ファイル コピー操作をキューに登録するセットアップ関数は、ソース パスの最終的なコンポーネントを調べます。 最終的なコンポーネントがユーザーのプラットフォームの名前と一致する場合、setup 関数は setupSetPlatformPathOverride によって設定されたオーバーライド文字列置き換えます。
たとえば、MIPS サーバーにプリンター ドライバーをインストールする場合は、サポートされているすべてのプラットフォームのドライバーをインストールできます。 通常、ファイルをキューに登録すると、INF ファイルの MIPS 依存セクションで指定されたファイルがインストールされ、ソース パスは \\root\source\mips になります。 2 つ目のプラットフォームのファイルをインストールするには、SetupSetPlatformPathOverride を呼び出し、置換プラットフォームを示す Override を呼び出す必要があります。 Override で示される場所に文字列値 "alpha" が含まれている場合、ソース パスが \\root\source\mips のキューに送信されたファイル コピー操作では、ソース パスが \\root\source\alpha に変更されます。 関心のあるプラットフォームごとにこのプロセスを繰り返します。