ユーザー名の形式
アプリケーションで Credentials Management API を使用して資格情報の入力を求める場合、ユーザーはオペレーティング システムまたはアプリケーションによって検証できる情報を入力する必要があります。 ユーザーは、次のいずれかの形式でドメイン資格情報情報を指定できます。
ユーザー プリンシパル名
ユーザー プリンシパル名 (UPN) 形式を使用して、UserName@Example.Microsoft.comなどのインターネット スタイルの名前を指定します。 次の表は、UPN の各部分をまとめたものです。
部分 | 例 |
---|---|
ユーザー アカウント名。 ログオン名とも呼ばれます。 |
UserName の |
分離器。 文字リテラル、アット マーク (@)。 |
@ |
UPN サフィックス。 ドメイン名とも呼ばれます。 |
Example.Microsoft.com |
UPN は、暗黙的または明示的に定義できます。 暗黙的な UPN は、UserName@DNSDomainName.comの形式です。 明示的な UPN が定義されていない場合でも、暗黙的な UPN は常にユーザーのアカウントに関連付けられます。 明示的な UPN は、名前文字列とサフィックス文字列の両方が管理者によって明示的に定義される、Name@Suffix形式です。
Down-Level ログオン名
下位レベルのログオン名の形式は、ドメインとそのドメイン内のユーザー アカウントを指定するために使用されます (例: DOMAIN\UserName)。 次の表は、下位レベルのログオン名の部分をまとめたものです。
部分 | 例 |
---|---|
NetBIOS ドメイン名。 |
ドメイン の |
分離器。 文字リテラル、円記号 (\)。 |
\ |
ユーザー アカウント名。 ログオン名とも呼ばれます。 |
UserName の |