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Patchwiz.dll

パッチ パッケージを生成するには、Msimsp.exe や Patchwiz.dllなどのパッチ作成ツールを使用することをお勧めします。 Patchwiz.dll バージョン 4.0 は、以前のバージョンの Patchwiz.dllを使用して作成されたパッケージとパッチと互換性があります。 Patchwiz.dll ツールは、Windows インストーラー開発者向け Windows SDK コンポーネントでのみ使用できます。

Patchwiz.dll バージョン 4.0 には、UiCreatePatchPackageEx (Patchwiz.dll) 1 つの新しい関数があります。これは、UiCreatePatchPackage (Patchwiz.dll)の機能を拡張します。 これらの関数は、パッチ作成プロパティ ファイル (.pcp ファイル) を取得し、パッチ パッケージ インストーラーを生成します。

.pcp ファイルは、Windows インストーラー データベース (.msi ファイル) と同じ形式で、データベース スキーマが異なるバイナリ データベース ファイルです。 したがって、.pcp ファイルは、インストーラー データベースに使用されるのと同じツールを使用して作成できます。

.pcp ファイルを作成するには、Orca.exe などのテーブル エディターを使用して、Windows インストーラー SDK Template.pcp で提供される空白の .pcp データベースに情報を入力します。 詳細については、「の小さな更新プログラムの修正プログラムの適用例をする」を参照してください。

すべての .pcp ファイルには、次のデータベース テーブルが必要です。

次のデータベース テーブルは省略可能です。

次の表は、Properties テーブルの MinimumRequiredMsiVersion が 300 である .pcp ファイルで必要です。

手記

MinimumRequiredMsiVersion が 300 に等しくない場合、テーブルは省略可能です。

 

Windows インストーラー 3.0 でリリースされた Patchwiz.dll のバージョンでは、パッチシーケンス情報を自動的に生成し、新しいパッチの MsiPatchSequence Table に追加できます。 PatchSequence Table を使用して、パッチシーケンス情報を MsiPatchSequence テーブルに手動で追加できます。 詳細については、「パッチ シーケンス情報の生成」を参照してください。

Patchwiz.dll バージョン 2.0 以降では、パッチ情報キャッシュ (Patchwiz.dll)を使用して、以降のパッチ作成の速度を向上させることができます。

ターゲットとアップグレードイメージバイナリにパブリックシンボルを使用すると、バイナリパッチサイズを約半分削減できます。 詳細については、「シンボルを使用してバイナリ パッチ サイズを小さくするを参照してください。

ターゲット ファイルの特定の領域が修正プログラムの適用中に上書きされないようにし、それらのリージョン内の情報を保持することを指定できます。 詳細については、「ファイルの選択したリージョンにパッチを適用する」を参照してください。

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