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ユーザー インターフェイスについて

Windows インストーラーには、インストール パッケージの開発者がインストール時にエンドユーザーに表示されるグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を作成できるようにする機能が含まれています。 このユーザー インターフェイスは、ユーザー インターフェイス ウィザードの動作 表示したり、ダイアログ ボックスやビルボードを表示したり、インストール中にユーザーに対話型コントロールを表示したりできます。

インストーラーの内部 UI は、Windows インストーラー自体内の一連のデータベース テーブルによって管理および制御されます。 インストーラーは、エラーメッセージと情報メッセージを処理するための少数の既定のダイアログ ボックスのみを提供します。 すべてのカスタム ダイアログ ボックスは、パッケージ作成者が作成する必要があります。

パッケージ作成者がプログラムで UI を作成できるようにする特定の Windows インストーラー API はありません。 Microsoft Windows API を使用して、プログラムによって UI を作成できます。ただし、パッケージ作成者は、提供された内部 UI を使用することをお勧めします。

インストーラー パッケージの作成者は、ダイアログ テーブルの "_Dialog" 列にカスタム ダイアログの名前を入力し、残りの列を使用してサイズ、位置、およびその他の属性を指定することで、カスタム ダイアログ ボックスを作成します。

Windows インストーラーには、パッケージ作成者がダイアログ ボックスに配置できる標準コントロールも多数実装されています。 すべての標準の Microsoft Windows コントロールを使用できるわけではありません。また、インストーラー UI で使用するためにカスタム コントロールを作成することはできません。

コントロールは、ダイアログ ボックスの名前、ダイアログ テーブル内のダイアログ ボックスのエントリの主キー、コントロール テーブルの 2 番目のフィールドに入力し、残りの列を使用してコントロールのサイズ、位置、およびその他の属性を指定することによって作成されます。

ユーザーがインストールを操作できるようにするには、アクティブなコントロールを ControlEvent テーブル の ControlEvent にリンクする必要があります。 情報を受信および表示するパッシブ コントロールは、EventMapping テーブルの適切な ControlEventサブスクライブする必要があります。

ControlEvents の詳細については、「ControlEvent の概要」を参照してください。 コントロールは ControlEvent テーブルにリストされている場合は ControlEvent を発行し、EventMapping テーブルにリストされている場合はイベントをサブスクライブします。

インストール時のインストーラー UI の表示は、UI シーケンス テーブル (InstallUISequence Table 、AdminUISequence Table ) で管理されます。 インストールを開始した最上位のアクション (INSTALL ADMINADVERTISE) に応じて、次のいずれかのシーケンス テーブルが実行されます。

Windows インストーラーでの UI の実装の詳細については、「ユーザー インターフェイスの使用」、ユーザー インターフェイス スキーマの、およびダイアログ ボックスとコントロールに関する個々のトピックを参照してください。