従量課金制でエージェントを使用する
SharePoint エージェントを Azure リソースとして設定する
従量課金制を使用するには、まず Azure で SharePoint エージェントをリソースとして設定する必要があります。 このリソースは、Microsoft 365 Copilot ライセンスを持たないユーザーが SharePoint エージェントを使用するたびに使用されます。
Azure で SharePoint エージェントをリソースとして設定するための前提条件
- 少なくとも SharePoint 管理者ロールを持っている
- 従量課金制の Azure サブスクリプションに対する所有者または共同作成者の Azure ロールを持つ
- 同じ Azure サブスクリプションにリンクされている Azure リソース グループに対する所有者または共同作成者の Azure ロールを持つ
注:
- 所有者または共同作成者の Azure ロールは、課金を設定した時間枠でのみ必要です。
- 所有者または共同作成者 Azure ロールを付与するには、 こちらの手順に従います。
SharePoint エージェントを Azure リソースとして設定するには、まだ行っていない場合は、次の操作を行う必要があります。
- 従量課金制プランを使用して Azure サブスクリプションを作成します。
- SharePoint エージェント用の Azure リソース グループを作成します。
SharePoint エージェントの従量課金制の設定
SharePoint エージェント用の Azure リソース グループを設定した後、Microsoft 365 管理センターで SharePoint エージェントの従量課金制を設定できます。 次の操作を実行してください。
- Microsoft 365 管理センターに移動し、[設定] を選択し、[組織の設定] を選択し、[従量課金制サービス (以前のMicrosoft Syntex)] を選択します。 または、[セットアップ] を選択し、[ 課金とライセンス ] セクションで [ 従量課金制サービスのアクティブ化] を選択します。 [ 従量課金制サービスのアクティブ化 ] ページで、[開始] を選択 します。
- [ 従量課金制サービス ] ページの [ 課金] で、 SharePoint で [エージェント] を選択します。
- [ 課金の設定とサービスの有効化 ] パネルの [ 課金の設定 ] セクションの [ Azure サブスクリプション] でドロップダウンを選択し、手順に従って Azure サブスクリプション、リソース グループ、リージョンを選択します。 (リージョンによって、テナント ID とサイト名などの使用状況情報が格納される場所が決まります)。
- 従量課金制のサービス条件を読んで同意します。
- [保存] を選択します。
Azure Cost Management での使用量の監視
従量課金制でorganizationのエージェントの消費量を監視するには、Bicep と ARM テンプレートを使用して Azure Cost Management で予算を作成できます。 予算は、コストを事前に管理し、時間の経過に伴う支出の進行状況を監視するために、支出について他のユーザーに通知するのに役立ちます。 また、さまざまな種類のコスト アラートを設定して、使用量を監視することもできます。 さらに、次の方法でorganizationの消費量を表示できます。
- Azure Cost Management に移動します。
- 必要に応じて、スコープを変更して、SharePoint のエージェントに使用されているサブスクリプションを選択します。
使用量の調整
従量課金制の使用は、各ユーザーが自分の消費に対して責任を負うことを意味します。 organizationのユーザーと連携して、SharePoint でエージェントを効率的に使用できるようにします。 たとえば、エージェントを使用する必要があるユーザーのみに SharePoint サイトへのアクセスを制限します。
請求書の支払い
organizationは、毎月末に使用されるすべての Azure サービスの請求書を受け取ります。 これらの請求書は、SharePoint のエージェントに使用するサブスクリプションの [請求書] セクションで支払うことができます。
従量課金制からエージェントを切断する
従量課金制からエージェントを切断するには、次の手順に従います。
- Microsoft 365 管理センターで、[設定>Org 設定] を選択します。
- [ 従量課金制サービス ] ページの [ 課金 ] タブ で、[SharePoint のエージェント] を選択します。
- [ 課金の管理 ] パネルの [Azure サブスクリプション] で、[ 課金情報の編集] を選択します。
- [課金の管理] で [Azure サブスクリプションの切断] を選択します。
- [サブスクリプションの 切断 ] ポップアップ ウィンドウで [ 切断] を 選択します。
- [課金の設定] で Azure サブスクリプションが切断されたことを確認 し、サービスを有効にします。