Windows 10の場合ですが、新規インストール時はCドライブの前に回復パーティションが作成されていましたが、OSをバージョンアップして回復パーティション領域が不足するとCドライブの領域を削ってCドライブの後ろに回復パーティションが作成されました。
Cドライブの前の回復パーティションは機能していませんが、削除されず残ったままになっていました。
Windows 11では回復パーティションはインストール時からCドライブの後ろに作成されていました。
サーバー機については分かりませんが、Windows Server 2022以降であれば同じだろうと思います。
マイクロソフトが推奨するパーティション構成では、Cドライブの後ろになっているようです。
参考:Windows 11/10を最適なパーティション構成
確実ではありませんが、次のような方法は採れないでしょうか。
①予め将来的な予測も含めて、必要なCドライブ領域を確保してから新規インストールを行う。
②仕様変更されていればだめかもしれませんが、Cドライブの前に作成した回復パーティション領域が実際の回復パーティションの容量より小さい場合は、予め回復パーティション領域を大きめに増やしてインストールしてみる。
既存の回復パーティションの削除や移動を行うということであれば、パーティション管理ソフトを使う方がいいかもしれません。
個人使用であれば無料版もありますが機能制限があるものが多いと思いますし、サーバー用であれば有料版になってしまうかもしれません。
詳細はネット検索などで調べて見てください。
参考例:EaseUS Partition Master Server
下のサイトにあるように、コマンドを使って行う方法があるかもしれませんが、パーティション構成が異なる場合やWindows Server 2025で同じ方法が使えるかどうかは分かりません。
回復パーティション(WinRE)領域の移動および再構成
回復パーティションを再作成する
Windows 10の頃にCドライブの前に1つ後ろの2つの回復パーティションが作成されたのでコマンドで削除などを行ったことがありますが、「予約済みパーティション」や「EFIシステムパーティション」などの関係もあり、なかなかうまくいかずに苦労したことがあります。
この時は回復パーティションを削除したまましばらく使用していましたが、特に不都合はありませんでした。
使い方によって回復パーティションは必要ないのかもしれません。
回復パーティションを削除してドライブCを拡張する
参考:回復パーティションの作成がうまくいきません