The Student Day 2006に行ってきました(@秋葉原)
本日の私は、午前中に調布、午後から秋葉原というスケジュールで、12:45頃に会場入りして、イベントの一部を見てきました。
私は秋葉原に久しく行ってなかったので、様変わりした秋葉原の駅構内と駅周辺にびっくりして、「うわぁ、時代に取り残されてる(^^;」なんて感じたりもしました。
秋葉原の駅についたところで、メイドさんの格好をした女性3名と目があってしまい、チラシをもらったら、「行ってらっしゃい、ご主人様~♪」と声をかけられたのはびっくり。
さて、秋葉原コンベンションホールは電気街口のすぐそばにあり、受付の2Fに上がったところ、すでに多くの参加者の皆さんが集まられていました。ささっと受付を済ませ、5Fへ。関係者控え室には、デベロッパー&プラットフォーム統括本部長をはじめ、同じ統括本部のアカデミック情報教育推進部の皆様が最終準備をしていました。
2Fと5Fに分かれてセッションが行われていたのと時間の都合で5Fで行われていた「研究 - アイディアを形にする仕事」のMSR松下さんの講演を聞いてきました。
松下さんは、日本で大学院博士課程まで進まれた後、マイクロソフトリサーチアジアに入りました。大学院での研究時代にインターンでマイクロソフトリサーチで4ヶ月研究に取り組んだとのことです。現在、研究の主軸は光学と画像処理におかれ、光の反射に関する研究や動画像の研究をされています。
講演においては、光学やコンピュータグラフィックの研究内容が実際の画像処理結果をビデオを使って紹介されました。興味深かったのは、
- 植物のシミュレーション(光の反射や透過を含めて)
- 静止画から特定の部分を2ストロークで切り取る処理
- 静止画の一部の要素を取り除き、取り除いた部分を補完する処理
などがありました(ブログでお見せできないのが残念です)。
研究者を目指す人に対するメッセージとして、英語力・数学による論理力、そしてコミュニケーションの大切さが強調されていました。また、ともかく考える、考え続けるというバイタリティの必要性が垣間見れました。
講演の会場で、熱心にメモを取られている教員の方、学生の方がいらっしゃって、松下さんの熱意は多くの人に伝わったように思います。講演終了後のAsk the speakerのコーナーでQ&Aの時間を過ぎた後も質問する方がいらっしゃったので、研究という仕事に興味を持った人が一人でも増えたのはよかったかもしれません。
仕事の関係で新宿に戻るタイミングで、ちょうど、Imagine Cup 2006の日本大会の選考結果が出たところでした。こちらの結果については、アカデミック情報教育推進部より正式にアナウンスされるでしょうから、このブログでは取り上げません。
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さて、いったい私は何のためにthe Student day 2006に行ったのか・・・、それはそのうちに明らかになることでしょう。