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【Tech・Ed ★ミ】 今回の傾向と対策?!

今回の Tech・Ed Orlando は基調講演の内容からもそう思ったのですが、製品を実際に使うところに焦点が集まっている感じで新しいものというとまあ Silverlight はあるものの、もう既に発表済みですし、インフラ面でもWindows Server 2008という観点ではそれぞれのパーツを掘り下げる感じになっています。まあそういう意味ではTech・Edに参加されている方には非常に有意義な経験ができているのではないかと思います。

まあ横浜のセッションを組み立てる立場からすると国内の他のイベントでお見せしているデモよりも新しいものがあまり見受けられなかったかなという感想で、そうなると日本の講師担当の人が大変だなぁと思ってしまいました。まあまだ製品が出ていなくて、ビルド番号が進んで、ベータ1がベータ2になっていたりするとそもそもの製品画面が変わっているので見せるところ盛りだくさんでいいですけどね。System Center の Virtual Machine Manager なんかはこの後者ですね。講師はまだ Web 発表されていないんですが、横浜では 身内が話すことになっているので結構楽しみです。さあ果たして誰でしょーね。

さあOrlando滞在も明日と明後日を残すのみとなってきました。今日は途中からすごい雨が降っており、会場中を雷が鳴り響いている状況です。心なしか会場の人も少なくなっている気がします。ちなみにフロリダではスペースシャトルの打ち上げを金曜に控えていて、何かと話題になっています。講師も複数人が「見に行く人?」と聞いてる状況です。大体 そういう講師はみんな自分は行くことになっているんですが。なんか見てみたい気もしますが、単に轟音なだけなような気はしてますので行く予定にはしていません。(-_-)

明日と明後日は実はMark Russinovich(インサイド Windowsの著者、TechNet Magazineでカーネル周りの記事を書いている人、その他偉業いっぱい)のセッションが立て続けに2日に2本ずつあります。まあ Tech・Ed 級のイベントで4つもセッションを持っているだけで超人なんですが、3つがレベル400(通常では最高難度)という強烈さです。実は彼を日本のTech・Edに来てもらえないかを私から直接交渉してましたが、予定が合わずに断念した経緯もあったりして、本人に会ってアピールしてこよう作戦+もし良かったら来年来てくれ作戦をしようと思ってたりします。まあセッションそのものの受講者になるだけでも十分満足してしまいそうですが。。。 是非 Mark の名前は覚えておいてくださいね。ちなみに田辺と私がよくプレゼンで使用している ZoomIt や BGInfo はMS入社前に彼が主宰していた Sysinternals というサイトで公開されていたツールなんです。そこは Regmon, Filemon, Process Monitor など非常に強力で有用なツールの宝庫でして、彼はそのすべてのツールの生い立ちを知っているわけです。

今は TechNet の下でこれらのツールは引き続き無料で公開されていますから是非覘いてみてくださいね。 (●^o^●)
https://www.microsoft.com/technet/sysinternals